太刀尾と分かった柴犬大辞典

先日、アイリスどっとこむからメールマガジンが届きました。週一回で送られてくるのですが、今回目に付いたのが柴犬大辞典でした。柴犬に関する歴史や特徴などがまとめられているもので、早速アクセスしてみました。

 

概ね当サイトで述べていることと同じような内容であり、正直に言えば、目新しいものがありませんでした。かなり要約されたものでもあり、それ程詳しいことは書いてありません。しかし、全く役に立たないかと言えば、そうではなく、やはり、ペットグッズ大手のアイリスでしょう(笑)。柴犬がどういう犬であるかを端的に理解できるかもしれません。

 

アイリスペットどっとコム : 柴犬大辞典

 

ただし、一つだけハッとさせられたことがありました。それは柴犬の尻尾についてです。当サイトでも、うちの柴が差し尾であることをお話しています。おそらくペットショップで売れ残った原因も、それが大きいのでしょう。一般的に、柴犬も含めた日本犬は巻き尾であるとのイメージが強く、現にわたしも、そう思ってました。

 



 
けれども、実際、巻き尾ばかりでなく、差し尾の柴犬もいます。さらに、巻いている尾と巻いていない尾に分けるとすれば、それぞれの中にも、いくつかの種類があるようです。そこで、柴犬大辞典でうちの柴の尾を確認したところ、太刀尾と言えるようです。その名のように太刀に似た尻尾であり、刀の背が反り返ったような形をしています。わたしとしては、平安時代の武士などをイメージしますが、鎌倉時代以降でも、使われていたようです。

 

柴犬ヒロ-太刀尾

 

こんなことで自慢するつもりはないですが、太刀尾の柴犬は、結構珍しいようで、しかも、メスでもあるので、さらに珍しいかもしれません。生後半年も売れ残っている時点で、確かに普通とは違うかもしれませんが、そのままペットショップで亡くなり、地縛霊となって「ジバシバ」にならなかっただけ、まだマシかもしれません。(笑)

 

いずれにせよ、柴犬大辞典のような歴史や特徴などが簡略化されたものがあると、読み手にとっても簡単に理解できるため、非常に便利です。当サイトのように、デザインも悪く、だらだらと長いだけの記事を載せているよりは、余程役に立つことでしょう。しかし、あまりにも簡略化されていると、飼うことまで簡単なように感じてしまうかもしれません。

 

しかし、現実は、そんなに簡単なものではなく、うちの柴について、今でも分からない面があります。10年以上、飼い主をしていますが、おそらく彼女が死ぬまで、分からないことがあるのでしょう。もしかしたら、わたし自身が死んでも、同じように分からないことがあるかもしれません。

 

結局、生き物は全て「藪の中」。ふと、こんなことも思っています。

 

今回も、まとまりのない記事となりましたが、ここまでお読みいただけましたら、誠にうれしい限りです。次回もまた、よろしくお願いします。

 

柴犬ヒロ-安眠