柴犬のしつけと生活

体の手入れ

柴犬を室内で飼うのであれば、体の手入れが重要になります。もっとも、柴犬ばかりでなく、ほかの犬種、あるいは、猫と暮らすのであっても、同じようでしょう。けれども、柴犬の場合、特に気をつけておくべきことがあります。おそらく日本犬に共通しているのでしょうが、換毛期の抜け毛が非常に多くなっています。

 

座布団でも一枚作れるのでは、という程、たくさんの毛が抜けます。手入れをしても、なかなか抜けきらず、まるで「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」の心境になります。(^o^) とりわけ、冬から春に変わる頃が非常に多く、コームを使って必死になって毛を取っても、翌日には同じ位の毛が抜けます。もしかしたら、それ以上かもしれません。したがって、柴犬を飼う場合、抜け毛の多さに関しては、十分覚悟しておくべきでしょう。

 

さて、うちの柴の場合ですが、基本的にコームを使っています。正直、100円ショップで購入したもので、あまり高いものを使っていません。また、時折ブラシも利用します。コームではまとめて取れないこともあり、ブラシの方が効率が良いからです。しかし、そういう道具を使っても、先で述べているように、柴犬の毛は、しつこいです。もし柴犬のデメリットを挙げろといわれば、間違いなく、抜け毛の多さでしょう。当然、部屋にも落ちるため、掃除もこまめにする必要があります。面倒くさがりのわたしには、実に堪える「オシゴト」です。(^o^)

 

ならば、どれくらいなのか?、と言えば、きちんと重さなどを量ったことがないので、感覚的なものです。当てにならないと言われれば、それまでかもしれませんが、コームを軽く使っただけで、両手に乗るだけの毛が出て来ます。それがおよそ二週間程度続く感じがあるので、座布団を作れると言っても、大袈裟ではないことがお分かりでしょう。こういう毛の多さから、時々側で体をブルブルされると、腹立つ時があります。思わず「ブルブルするな!!」と言うのですが、キョトンとしたバカ面で返して来ます。バカはバカ、こん畜生だから仕方ないか、と思うのですが、これもまた、うちの柴であることに、間違いはないのでしょう。(^o^)

 



 

なお、柴犬の抜け毛時期も、春と秋になります。これは、夏毛と冬毛の入れ替わり時期です。ちょうど発情期と重なり、約半年に1回です。うちの柴の場合、10月半ばが誕生日なので、秋口にさしかかると、冬毛に変わります。そうして、狂犬病予防注射の時期が近づく頃、夏毛に変わる、という間隔です。

 

また、これは主観的なものですが、冬毛よりも夏毛に変わる時の方が、抜け毛が多いように思います。犬が備えた夏場対策?、などと勝手に思っていますが、確かに夏場は、全体的に毛が少ないように見えます。しかも、うっすらした感じもするので、生意気に浴衣なんか着てやがる、などと思うこともあります。(^o^)

 

さらに、柴犬の毛は、表面の硬い毛と裏面の柔らかい毛の二重構造です。換毛期で抜けるのは、裏面の柔らかい毛です。触ってみると、少しフワフワした感じがします。また、裏面にあるので、毛の目と逆方向でコームを掛けています。何度掛けても、なかなか抜けきらないので、やはり、先述しているように、「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ」の心境です。(^o^)

 

ちなみに、うちの柴の場合、基本的にシャンプーをしません。何度かしたことがあり、怖がらなくなっていますが、わたしの性格もあり、シャンプーをしない主義にしています。一度、掛かり付けの獣医に尋ねたところ、犬なんか汚いところでもスッ飛び歩いている、と言われ、じゃあ人間のためですね、と応えたら、納得していました。こういうこともあったため、シャンプーをしない主義になりました。

 

しかし、散歩に行けば、当然汚れるので、体を拭くことはしています。犬猫用のウェットティッシュがメインですが、水やお湯でぬらしたタオルで拭くこともあります。それでも、汚れや匂いが目立たないので、わたしとしては、満足しています。生意気ですが、やはり、犬、特に柴犬は、人の過剰な施しばかりでなく、ある程度、自然さがある方が魅力的では、とも思っています。もっとも、時に「行き過ぎたケア」になることもありますが・・。(^o^)

 

今回も、あまり良い文章ではないですが、何かしらのお役に立つようであれば、幸いです。次回もまたお読みいただけるようであれば、誠にうれしい限りです。

 

追記 : 2015年6月21日
うちの柴の抜け毛を撮影しました。

これはほんの一部で、実際はもっとあります。上記でも触れていると思いますが、何回抜いても、しつこいくらい出て来ます。いいかげん嫌になってしまうので、急がず慌てず、毎日少しずつコームを立てています。抜け毛の時期に関係なく行っているので、すでに習慣のようにもなっています。そうしないと神経が持たないというのが、正直なところです。

 

(^。^)(^。^)(^。^)

 

 散歩に行く
繁殖について 

 

モバイルバージョンを終了