昨日(2015年6月19日)、産経ニュースのYoutube版で、以下のような動画を見ました。
実店舗は、高松市にあるようで、ネットで検索したところ、ホームページも公開していました。
先の動画の中では、ペット墓石の説明のみでしたが、ホームページでは、通信販売も行っているようです。ご興味がおありになれば、ホームページをご覧になった方が適切かもしれません。
けれども、ついついこういう動画に目が行ってしまうのは、仕方ないかもしれません。このサイトでも申し上げていますが、うちの柴は、すでに10歳を過ぎています。今年の10月で11歳になり、言うまでもなく、高齢犬になります。また、これもすでにお話していることですが、うちの柴は「半分子供で、半分畜生」と思っています。そうでないと、同じ屋根の下で分別を持ちながら暮らせない、と思っています。しかし、正直なところ、半分畜生とでも思っていなければ、必ず訪れる「別れ」には、しっかり対処できないのではない、とも思っています。
専門家ではないですが、あまりにも依存してしまうと、心の病に繋がるように感じています。もしかしたら、ペットロスの大きな原因は、そんなところにあるのでは、とも思っています。うちの柴とは、約10年、わたしと「二人」だけの生活だったので、過剰に依存することは、返って犬にも良くない、と飼い始めの頃から思っていました。これは、ペットばかりでなく、人にも当てはまることだと思っています。そのため、寂しいから人と一緒にいる、というスタンスは、あまり好きではありません。もちろん、ペットについても同様です。
ある程度、距離を保った接し方。
これが大事であり、そうしなければ、まともな対応ができないとも思っています。ならば、なぜ犬を飼うのか、あるいは、人と暮らすのか、と疑問に思うかもしれません。わたしの場合、そうなったからそうなってしまった、というのが正確なところです。別に変な考えなどは持っていないつもりですが、そうなる宿命のようにも感じています。わたしが離婚し、前から独りで犬を育てたい、と思っていたので、タイミングがピタリと合いました。仮にそういう状況でなかったら、今の柴とは巡り会わなかったかもしれません。
これは、犬ばかりでなく、人との出会いにも当てはまり、結婚や離婚もそういうものであろうと思います。もっと言えば、結局死ぬ時は独りであり、対象依存ばかりしていては、そういうこともまた、受け入れることはできないでしょう。できれば、最期は笑いながら「グッドバイ!!」となりたいですが、そうできるか否かはまた、宿命次第かもしれません。もっとも、人の場合、「傷だらけの人生」に共感します。見た目も生き方も不格好で、わたしもまた、憧れだけは一人前の、♪古~い人間、なのかもしれません。(笑)
- 歌詞 : 傷だらけの人生 (Uta-Net)
ともあれ、高齢犬を飼っていれば、自然に最期を考えてしまい、残った遺体をどうするか?、と考えてしまいます。人もペットも、折りを見て、遺骨を手元から離した方が良いのでしょうが、そういう習慣もまた、変化しているのかもしれません。だからこそ、冒頭で取り上げたペット墓石専門店のようなところから、自宅に保管できる墓石が販売されているのでしょう。
実は、現在暮らしている実家には、三つの骨壺があります。すべてペットであり、犬が二匹、猫が一匹です。これでうちの柴が加われば四つになり、一体、最終的に誰が始末をつけるんだ?、となると、年齢的には、わたしになります。そうなれば、自分の時に一緒に入れてもらおうか、とも思っていますが、それを依頼する人を見つけることもまた、必要になります。高齢者になってから考えるべきことでしょうが、果たして、本当にそうなった時、今のままのわたしでいるのかどうかもまた、運命次第のようにも思います。その前に、もしかしたら、あと一つか二つは、ペット用の骨壺が増えるかもしれません。
将来は分かりませんが、飼い主のわたしとしては、上記で述べたように、骨壺に入れ、自分の時に一緒にしてもらえれば、と思っています。この程度の扱いを望むのは、やはり、「半分子供」として暮らしてもらったことへの礼儀でもあると思っています。しかし、ペット墓石があり、家に置けることは、飼い主としては、実に有り難いことかもしれません。ケチな話ですが、購入するなら、もう少し懐具合を温めておく必要がある、と思っています。(笑)
けれども、以下のような態度をすると、まだまだ先かな、とも思っています。
時折、上記のような格好から寝ぼける時もあり、日頃吠えないクセに、寝ぼけている時だけ大きな声を上げます。そうして、たまに自分の声で起き、ビックリした表情をしながら辺りを伺い、再び寝てしまいます。ふてぶてしい態度であり、それを見る度、なかなかくたばらないな、このバカ、とも思っています。(笑)
相変わらず、とりとめのない話となりましたが、今回はこれまでになります。次回もまた、よろしくお願いします。