一般的な成長過程

お子さんがいらっしゃる方なら、子供の成長は、うれしさ半分、悲しさ半分であるかもしれません。柴犬についても、同じようなことが言えるかもしれません。もっとも、犬は一生主人の世話が必要なので、当然、ヒトの子供とは大きく異なります。しかし、生き物には、必ず別れがやって来ます。この点については、当サイトの別ページで詳しくお話しますが、前もって、柴犬の成長過程を知っておくことも、自分にも、また、当の柴犬にとっても、有益かもしれません。以下、管理人が独自に取り上げた、柴犬の一般的な成長過程です。

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特性(習性や本能)とは

柴犬の特性は、犬の習性や本能と共通しています。専門家ではない、ただの飼い主の一人ですが、まずは、犬の習性や本能のことから、このページを始めて行きます。

 

1、集団を好む

犬の祖先は、オオカミと言われていますが、この点については、以下のページでも、お話しています。

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古くからの歴史

犬のご先祖様?、と聞かれれば、多くの人がオオカミと答えるでしょう。これは、かなり以前から言われていたことのようで、わたしの憶測ですが、犬がペット化した頃からの通説かもしれません。科学の世界には、色々な説が生み出され、それを証拠立てて説明することが、科学の科学たる由縁になるでしょう。

 

犬の起源についても諸説あり、オオカミとジャッカルの交雑説、野生犬の存在説などがあったようです。けれども、1990年代の遺伝子学の進展から、犬の遺伝子を分析したところ、オオカミを起源とする説が、有力になったようです。しかも、その分析の過程で、オオカミから犬が分化した地域が、東アジアではないのか、との説も生まれました。さらに柴犬も、遺伝子分析がなされ、ヨーロッパ起源の犬よりも、相対的にオオカミに近かったようです。

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飼い主の義務

柴犬を飼うと、それなりの責任が伴います。マナーにも関係するでしょうが、しつけをきちんとし、他人に迷惑を掛けないようにすることです。いわば、常識の一つとも見なすことができます。わたし自身、たいした飼い主ではないので、あまり生意気なことを言えませんが、たとえば、散歩の時には、必ず首輪とリードを犬に付けています。これは、もしもに備えたことで、人とすれ違う時は、できるだけ自分の側に寄せるようにしています。

 

仮に、犬が興奮し、制御できずに他人に噛みつき、怪我を負わせれば、それなりの責任問題が生じます。もっとも、犬に限らなくても、他人に損害を及ぼせば、それなりの償いが問われます。これもまた、常識の一つでしょう。けれども、柴犬も含め、犬を飼えば、飼い主は、2つの義務を負うことになります。どちらも、「狂犬病予防法」という法律で規定され、一つは狂犬病予防接種、もう一つが畜犬登録です。

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飼う前の心掛け

皆さんが、柴犬を飼おうとするきっかけは、どういうことからでしょうか? 柴犬だけでなく、チワワでもダックスフンドでも秋田犬でも、あるいは、犬でなく、猫でもウサギでも、飼おうとする理由が、色々あるかと思います。ペットショップで見掛け、かわいかったから、ということもあるでしょう。また、犬が主人公の映画やテレビドラマなどを視聴し、自分も犬を飼いたい、と思ったからかもしれません。

 

わたしの場合、柴犬が好きだから、という理由で、近所のペットショップから引き取って来ました。何かを欲しいということは、やはり、感情的な部分が大きいようです。けれども、犬のようなペットを飼うからには、感情ばかりでなく、それなりの覚悟も必要であると思います。

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