病気の種類

柴犬が罹患する病気の一つに、狂犬病があります。非常に恐ろしい病気であり、このサイトでも、別記事の中で触れています。

 

    柴犬の飼い方

  • 飼い主の義務

 

もし罹患すれば、よだれがでたり、狂暴化したり、あるいは、筋肉麻痺を起こします。日本では、1957年から発祥していないようですが、完治しない病気となっています。人畜共通病でもあるため、予防接種が飼い主の義務であり、法律で求められています。

 

 

しかし、柴犬が罹患する病気は、狂犬病ばかりではなく、しっかり予防すべきものがあります。では、どのような病気があるのでしょうか?

 
 

1、フィラリア症

狂犬病に続き、予防すべき病気となっているのが、フィラリア症でしょう。飼い主の義務ではなく、任意予防の病気ですが、犬にとっては、致命的となるものです。地域差もありますが、毎年春から秋にかけ、予防接種することになります。もっとも、予防接種と言っても、オヤツのような薬を与えるだけです。しかも、最近では、血液検査が不要な薬も利用されています。フィラリア症は、蚊を媒介とする感染症であり、犬の血液中で育ちます。成長すると、ソーメンのような形状となり、犬の心臓などに寄生します。管理人が聞いたところでは、全長1から2メートル程度とのことで、想像しただけでも、犬にとっては、致命傷のように感じます。

 

しかし、上記でお話した薬は、あくまで予防用です。すでに感染している場合、血液検査をしなければなりません。薬接種の前に必ず行っていたのは、このためでもあるのでしょう。これを考えれば、たとえ罹患していても、血液検査が不要な薬であれば、対処できるようになったのでしょう。実は、室外で飼っていた雑種のメスが、フィラリアに感染したことがあります。記憶の中では、夏頃ですが、急に元気がなくなり、咳をし始めました。当初は風邪だと思っていたのですが、数日続き、実家であったので、母とともに、近所の動物病院へ連れて行きました。

 

すると、血液検査され、獣医から、蚊を媒介にした病気ですね、と言われました。採取した血液を見せてもらうと、卵のようなものがいっぱいありました。治療としては、注射をしてもらい、数日分の薬をもらいました。当時は、ただ単に、犬が好き、あるいは、野良だったので、かわいそうだから、と飼ってしまい、犬の病気を甘く見ていました。結局、知識不足、あるいは、面倒を見ていた管理人が、実家を離れざるを得なくなり、予防などを行うこともせず、約半年後に亡くなってしまいました。おそらく、この犬は、7もしくは8歳程度だったように思います。

 

今から考えると、実に甘い考えの飼い主でした。初めてフィラリア症予防の薬をもらった時、こんなもので大丈夫だったのか、と思いました。犬の飼い主なら、当然知っているべきことで、知らなかったからしょうがない、とも言えますが、それでも、やはり、管理人のような者でも、責任を感じないことはありません。

 

こういう経験があるため、今の柴を飼う前に色々調べ、フィラリアのことを知りました。月に2000円もせず、しかも年7回程度、薬を与えるだけで、予防することができます。今の柴は、現在(2014年12月)10歳ですが、まだまだ元気です。別に良い人になるつもりはありませんが、たとえバカ犬でも、最期まで面倒を見なければ、と思っています。

 

以下、飼い主として理解している範囲で、フィラリア症について、まとめてみました。

 

特徴 : 蚊を媒介にした感染症。血液を通し、肺動脈や心臓に寄生。成長するとソーメン状になり、細長い毛虫のようになる。

症状 : 初めの頃は、軽い咳、あるいは、元気がなかったり、毛づやが悪くなる。症状が進むと、少し歩いてもゼエゼエし、心不全や腹水になる。

予防 : 毎年春から秋にかけ、内服薬を飲用。毎年初めの接種前、あるいは、感染している場合、血液検査をするが、最近では、不必要な薬が出ている。また、動物病院で異なるかもしれないが、薬の入手は、月毎で可能。管理人の場合、税込みで月2000円以内の出費(2014年12月時点)。

付記 : 狂犬病と異なり、予防接種は、飼い主の義務ではなく、任意である。しかし、感染すると死に致る病気であるため、管理人からすれば、予防が半義務のようであり、任意の自動車保険に似ている。

 

2、皮膚病

柴犬の毛の多さについては、このサイトでも、言及しています。

 

 

あまりにも多いので、換毛期には、柴毛の座布団が一枚できるのでは、と知り合いと話したことがあります。これは、日本犬の特徴でもあるようで、素人の憶測ですが、毛が多いからこそ、室外で飼うのに適してもいるのでしょう。けれども、毛が多いことが、柴犬の罹患しやすい病気とも関係しているのかもしれません。だからこそ、気を付ける病気の一つに、皮膚病を挙げることができます。

 

皮膚病にも、種々のものがあるようですが、アトピー性、アレルギー性、内分泌性などがあるようです。最近では、管理人も含め、柴犬を室内で飼う人が多く、ハウスダストなどが原因で、皮膚病になることもあるようです。また、ドッグフードのような犬専用の食事を続けることで、アレルギー体質になってしまい、皮膚病を発症することもあるようです。しかし、柴犬の典型的な皮膚病の原因は、散歩にあるようです。

 

実は、しばらくの間、うちの柴も、皮膚病予防をしていました。先でお話したフィラリア予防薬を入手するついでに、皮膚病予防薬も動物病院から購入していました。スポイトのようなもので、皮膚に数滴落とすのみで、予防可能なものです。フィラリアと同様、春から秋にかけて行っていました。しかし、行きつけの獣医によれば、野原などを散歩する回数が多ければ、それだけ、ノミやダニを拾ってくる可能性が高くなる、と言われました。うちの柴の散歩コースには、公園程度しか、樹木を見る機会がなく、獣医と相談し、数年で皮膚病予防を止めてしまいました。予防をしなくても、皮膚病の兆候がないので、これはこれで安心であるとともに、少し懐具合が助かりました。(^o^)

 

けれども、フィラリア症のところで言及した犬は、皮膚病になったことがあります。室外の影響もあったかもしれませんが、ちょうど尻尾の付け根の辺りがはげていました。しきりにかゆがり、気がつけば、赤い小さなノミかダニが走っていました。もちろん、病院へ連れて行き、薬をもらい、数日で治りました。それ以降、市販のノミダニ除けの首輪をし、時折、シャンプーもしました。記憶の中では、ノミやダニが皮膚の上を走り回ることがなくなり、予防はできていたのでしょう。そうは言っても、気になるようであれば、獣医と相談し、管理人が入手していたような予防薬を使うのが、無難かもしれません。ただし、管理人の経験では、獣医から野原などの多い場所であれば、予防した方がベストとのことです。犬に付くノミやダニも、人に刺すこともあるようですので、自分の環境などを踏まえ、予防措置を考えるべきでしょう。

 

以下、皮膚病についても、まとめておきます。

 

特徴 : ノミやダニによるものが、夏場には多い。また、カビやドッグフードなどによっても、発症する。

症状 : 頻りに皮膚を搔き、気がつけば、脱毛状態となっている。耳を頻繁に搔く場合、皮膚病とともに、外耳炎などに罹患しているケースもある。

予防 : スポイトのような点滴薬を打つようになる。皮膚に数滴垂らすことになるが、流れないようにするのが、コツとも言える。状況によっては、内服薬などを使う。

付記 : 皮膚病予防は、任意となっている。フィラリア症予防のような半義務とは言えず、状況によっては、予防しなくても、問題ない。けれども、夏場の場合、散歩でノミヤダニなどを拾ってしまうこともあり、環境などを鑑みることが大事である。

 

3、混合ワクチン

この記事の趣旨は、柴犬の病気についてです。そのため、混合ワクチンという小タイトルでは、趣旨に反しているのでは、と思われるかもしれません。確かに、混合ワクチンが対応している病気には、ジステンパーなどがあり、人畜共通症も含まれています。それらの病気を個別に取り上げるのが、王道かもしれません。しかし、混合ワクチンについては、種々のいわれがあります。このため、まとめてお話した方が適切では、と思いました。

 

まず、一般的なことを述べておきます。

 

柴犬が生まれてからおおよそ50日程度で1回打ち、その後3から4週間で1回打ちます。以降、1年に一回となり、3種、5種、7種などを飼い主が選択するようになります。金額は、動物病院でマチマチのようですが、概ね5000円から1万円程度です。うちの柴も、混合ワクチンを接種し、すべて含んだもので1万円でした。けれども、混合ワクチンについては、アレルギーなどを発症してしまうこともあり、1年に一回では、接種する回数が多いのでは、という言われがあります。これは、アメリカから提唱されているようで、以下において、詳細を確認できます。

 

 

上記の記事をお読みいただければ、管理人の説明は必要ないかもしれません。結局、日本の犬のワクチン事情は、整備されていない状況で、飼い主が選択することになるようです。上記の記事は、参考資料などが2006年版であるので、少し古い感じがしますが、管理人が調べた範囲では、真新しいことは、まだないようです。飼い主からすれば、専門家ではないので分からない、と思ってしまうことでしょう。確かに、その通りであると思います。あまり無責任なことは言えませんが、選択した後、失敗してしまったら、それをすぐに補える環境を、自ら作っておくことかもしれません。たとえば、行きつけの動物病院は、近所にする、あるいは、車を使ってすぐに向かえるところにするなどです。

 

しかし、混合ワクチンを接種すると、個体差によって、副作用が出ると言われています。うちの柴も、接種をする際に獣医から説明されました。そのため、混合ワクチンの接種は、必ず午前中に行い、夕方まで様子を見ることにしていました。何かあれば、すぐに獣医に診せに行ける距離にあったため、安心感があったことは確かです。同時に、正しい表現ではないかもしれませんが、日頃からの心掛けがあれば、たとえ誤ったとしても、何らかの対処ができるのでは、と思います。少し無責任に聞こえるかもしれませんが、飼い主として、そういう態度で日常を過ごしているつもりです。

 

ちなみに、正直なことを申し上げれば、うちの柴は、ここ数年、混合ワクチンを接種していません。恥ずかしながら、経済的なことが、主な理由となっています。もっとも、任意であるので、混合ワクチンで予防できる病気に罹患すれば、飼い主である管理人の責任でしょう。けれども、本年(2014年)で10歳になったとはいえ、元気に飛び回っているので、一度、獣医と相談し、混合ワクチンを再接種するか否かを決めたいと思っています。ただし、地域特有の病気もあり、混合ワクチンで予防できるケースがあります。犬と共に旅行などをするのであれば、特に注意が必要かもしれません。しかし、ワクチン接種をしたからと言って完璧に予防できる、ということもないようです。あくまで、可能性の話でもあり、これは犬に関わらず、人にも当てはまることであり、なおかつ、科学を下敷きにした医学の実情でもあるのでしょう。

 

以下、混合ワクチンのまとめになります。

 

特徴 : 代表的な病気予防として、ジステンパーがある。そのほか、アデノウイルス感染症、パルボウイルス感染症、レプトスピラ症などに対応している。3種から7種程度のものがあるが、単体でも接種可能。

付記 : 一般的には、一年に1回の接種が望ましいとされているが、日本においても、動物病院で対応が異なっている。ある病院では、一年に1回を勧めながらも、別な病院では、三年に1回などがある。任意接種でもあるので、最終的には、飼い主が判断することになるが、もしもの場合を考え、すぐに行ける病院を選ぶのが、まずは大事。

 
 

以上、管理人の経験を元に、柴犬の病気について、お話してきました。代表的なものを取り上げましたが、多くの部分では、下記の書籍を参考にしています。

 

 

発行年が2005年であり、約10年前のものですが、飼い方の多くの点では、今でも役立つと思います。本サイトの「柴犬の飼い方」でも、一貫して、この書籍を参考にしています。もちろん、管理人の独自の経験を加味しているのは、言うまでもありません。しかし、柴犬の病気と言っても、まだまだ気を付けるべきものがあります。たとえば、ガンがあり、犬ばかりでなく、猫も罹患する病気です。生活習慣病の一種であり、人との共生を選んだ動物であることが、罹患する原因の一つかもしれません。また、肥満も、生活習慣病の一つであり、犬猫でも罹患します。これも、ペットの家族化が関係している可能性もあり、かわいがるのは良いですが、何事も過度であるのは、禁物かもしれません。

 

そういえば、行きつけの動物病院で、ガンについて、尋ねたことがあります。仮にうちの柴がガンとなった場合、どうするかと聞くと、状況によって、専門病院を紹介する、とのことでした。結局、犬と言っても、人と変わりない段階を経るのでしょう。ただし、もしうちの柴がガンになったら、恥ずかしい話ですが、診療代が心配になります。ガンになれば、相当なお金が掛かり、バカにできない金額になります。正直、ペット保険に未加入であるので、いずれは、と思っていますが、管理人の懐具合になることは、否めない事実です。

 

また、大病とは言えませんが、経験したことからお話すると、犬の下痢は、本当に見ていて気の毒になります。うちの柴は、これまで二回、ひどい下痢をしました。一度目は、一時期室外飼いをしている時で、管理人の知らないうちに、近所の人が唐揚げを与えてしまい、大下痢をしました。灰色の水のような便をし、一日食事を取らず、ぐったりしていました。怨み節を言っても仕方ないですが、これが元で、室内飼いに戻しました。二度目は、ペットフードのサンプル品を与えた時です。行きつけの動物病院で、サンプル品があり、一袋もらいました。具体名は敢えて言いませんが(^o^)、高級ペットフードの代表格のものです。うちの柴に与えると、喜んで平らげました。その後、管理人が外出し、帰宅すると、大人しく居場所にいたのですが、どこか申し訳ないような態度をしていました。ふと壁を見ると、水みたいな茶色いものが、潮吹きのようにコビリついていました。賃貸マンションなのに、と思いましたが、さすがに怒ることができず、さっさと掃除しました。

 

先程も、ペットの家族化について、少し触れていますが、長い間一緒にいると、自分の子供のようになるのは、確かかもしれません。子供が病気でいると、看病しているこちら側も、暗い気持ちになり、申し訳ない思いもしますが、犬も同じようです。日頃、バカバカ、と言い、元気があり過ぎるのは困りますが、元気がなさ過ぎることもまた、心配になってしまいます。けれども、うちの柴の場合、ペットフードのサンプル品で下痢をした時は、バカには高級品が合わないんだ、と思いました。子は親の鏡と言いますが、やはり、うちの柴は、半分畜生であることに変わりはないようです。(^o^)

 

今回は、これまでになります。相変わらず、駄文の羅列となっていますが、何かしらお役に立つようなことがあれば、幸いです。次回もまた、よろしくお願いします。

 

(^。^)(^。^)(^。^)

 

 繁殖について

 



記事リンク おすすめペット用品 ご感想